【コラム】:過失割合について(単車と四輪車との事故 8.転回車と直進車との事故)

2020-02-08

 

死亡事故は,賠償額が高額になるため,1割の過失割合で受け取れる金額が大きく変わります。そのため,適正な過失割合で解決することは非常に重要となります。
事故態様ごとに基本的な過失割合をご紹介していますが,この割合がすべてではなく,速度超過や直近まで被害者に気づかなかったことや,様々な事実で過失割合は修正されます。一つの参考としてご理解いただければと思います。

 

8.転回車と直進車との事故
本基準でいう転回は,1回の操作で短時間内にこれを完了するUターンを指します。スイッチターンは,従来の進行方向の路上において一旦停止し,付近の小路の出口等に後退した上,従来の進行方向とは逆方向に入るために右折するという複雑な動作を含むものであるから,事故の状況に応じて後退や道路外出入車の基準を参考にして個別に過失相殺率を検討するのが相当です。
 (1)転回中の事故
    直進車が転回車と同一方向に走行している際の衝突事故は,一種の進路変更に伴う事故の形態になりますが,その過失相殺率は,【225】,【226】と異なっています。進路変更に比し,転回の方が,直進車の進路をより急激に塞ぐことになるのが通常であるためです。進路変更より転回の方が,運転者としては注意深くしているのが実情です。
    転回危険場所とは,見とおしがきかない道路,交通が特に頻繁な道路のことをいいます。転回禁止場所とは,道路標識等により転回が禁止されている道路の部分をいいます。
   ア 単車直進・四輪車転回中【229】
     直進車:10 転回車:90
    
   イ 単車転回中・四輪車直進【230】
     転回車:70 直進車:30

 

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