【コラム】:お盆時期に交通事故の被害に遭われたら

2024-08-09

 警察庁によると,令和6年上半期の交通事故交通事故死者数は,1182人となっています。
 https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/jiko/R6kamihanki_bunseki.pdf
 
 全体の55%に当たる650人が65歳以上ですが,75歳以上高齢運転者による死亡事故は減少しています。75歳以上高齢運転者は「操作不適」が多く,ブレーキとアクセルの踏み違いは前年同期比で約2.9倍に増加しています。
 状態別では歩行者が445人で4割近くを占め,自動車が399人,二輪車が204人となっています。また,自転車,自動車とも携帯電話等を使用しての「ながら運転」での死亡・重傷事故が増加していますので,運転中のスマートフォンの利用は絶対にやめましょう。

 お盆の休暇を利用して,帰省や旅行,海水浴や花火などのレジャーを楽しまれる方が多くいらっしゃると思います。お盆時期は交通量が増加するため交通事故も多発し,毎年多くの方が交通事故の被害に遭われています。
 運転が不慣れな人,免許を取得したばかりの人もいますので,すべてのドライバーが事故が発生しないよう注意が必要です。特に,長時間運転をする予定のある方は,時間に余裕を持った計画を立て,適宜休憩をするなど体調管理を併せた安全行動を取ることが大切です。
 また,近年は高齢者が被害に遭う事故やあおり運転,自転車による事故も多くなっています。
 では,お盆時期に交通事故の被害に遭われたら,どうすればよいでしょうか。

 交通死亡事故の場合,お亡くなりになられた方が一家の大黒柱ですと,早急な金銭的サポートが必要になることもあります。
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 ご家族が死亡事故に遭われお困りの方は,ぜひ,早期にご相談ください。