【コラム】:過失割合について(高速道路上の事故 2.進路変更に伴う事故)

2020-11-30

死亡事故は,賠償額が高額になるため,1割の過失割合で受け取れる金額が大きく変わります。そのため,適正な過失割合で解決することは非常に重要となります。
事故態様ごとに基本的な過失割合をご紹介していますが,この割合がすべてではなく,速度超過や直近まで被害者に気づかなかったことや,様々な事実で過失割合は修正されます。一つの参考としてご理解いただければと思います。

2.進路変更に伴う事故
(2)自動二輪車と四輪車との事故
  ア 走行車線から追越車線へ進路変更する場合
  (ア)四輪車進路変更【316】
     後続直進車:10   進路変更車:90

  (イ)自動二輪車進路変更【317】
     後続直進車:30   進路変更車:70

  
  イ その他の場合
        (ア)四輪車進路変更【318】
     後続直進車:20   進路変更車:80

  (イ)自動二輪車進路変更【319】
     後続直進車:40   進路変更車:60

 

愛知県では,愛知県警の取り締まり強化により,令和元年の交通事故死者数が17年ぶりに全国ワーストを脱却しましたが,未だ多くのご遺族が交通死亡事故の被害で苦しんでいます。特に,高齢者の交通死亡事故が増加しております。
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